こんにちは、ちぃちょです。

リボ払いの利息が高いって言われてるけど、実際いくらかかるのか知ってる?
リボ払いを使う多くの人はあまり自分が利息をどれだけ支払ってるのかわかってないと思います。

もし、今、リボ払いをやめたらいつ支払いが終わっていくらの利息を支払うのだろう
と思ったので、実際に計算したところ、衝撃の結果が待っていました。
酷いものだと元金の2倍かかっていました。
それでは、実際に見ていきましょう!
リボ払いの金利、総額いくらかかるのか計算してみた

まず、リボ払いの利息の計算式を知っておきましょう。
利息=元金×0.15×利用日数÷365
前提条件として、
- うるう年関係なしに1年は365日として計算
- 利用日数は1ヶ月31日として計算
実際に払う金額とは誤差がありますが、だいたいこんな感じです。
そして、現在、リボ払いしているカードのみ計算しています(2020年3月10日時点)
MUFGカード
月5,000円 | 月10,000円 | 月20,000円 | 月30,000円 | 月50,000円 | 月100,000円 | |
支払年数 | 13年4ヶ月 | 6年9ヶ月 | 3年5ヶ月 | 2年4ヶ月 | 1年5ヶ月 | 9ヶ月 |
支払総額 | 803,599円 | 404,326円 | 204,711円 | 138,180円 | 84,936円 | 45,016円 |
支払回数 | 160回 | 81回 | 41回 | 28回 | 17回 | 9回 |

月5,000円だと利息が元金超えしてた…
楽天カード
月6,000円 | 月10,000円 | 月20,000円 | 月30,000円 | 月50,000円 | 月100,000円 | |
支払年数 | 4年5ヶ月 | 2年9ヶ月 | 1年5ヶ月 | 1年0ヶ月 | 8ヶ月 | 5ヶ月 |
支払総額 | 803,599円 | 63,248円 | 32,643円 | 22,442円 | 14,280円 | 8,160円 |
支払回数 | 53回 | 33回 | 17回 | 12回 | 8回 | 5回 |
エポスカード
月5,000円 | 月10,000円 | 月20,000円 | 月30,000円 | 月50,000円 | 月100,000円 | |
支払年数 | 18年5ヶ月 | 4年4ヶ月 | 1年11ヶ月 | 1年3ヶ月 | 9ヶ月 | 5ヶ月 |
支払総額 | 731,224円 | 131,947円 | 54,076円 | 34,782円 | 20,946円 | 11,417円 |
支払回数 | 221回 | 52回 | 23回 | 15回 | 9回 | 5回 |

え?最低支払金額だと奨学金並みの返済回数に利息が元金の2倍…?
リボ払いの金利は年利15%

リボ払いの金利は年利15%です。
つまり、100万円を1年間借りてたら利息が15万かかります。
地味に高い15%の金利、なんで合法なんですかねぇ…?

消費者金融なんか高くて18%やぞ

でも、これが合法とされてるから借金地獄に落ちいる人が増えてるんじゃ…?
5%くらいまで下げてほしいなぁ…。
試しにほかのローンの金利とくらべてみました。
リボ払い | 15% |
クレジット分割 | 15%(実質年率) |
クレジット分割(2回) | 0% |
カーローン(銀行系) | 3.7%(最高金利) |
住宅ローン(イオン銀行) | MAX3% |
奨学金(日本学生支援機構) | MAX3% |
カードローン(大手消費者金融) | MAX18% |
カードローン(大手メガバンク) | MAX15% |
カードローンはあくまで最大18%なので、借入金額が大きければ大きいほど金利が低くなり、リボ払いを下回ります。
計算結果からみるリボ払いのタチの悪さ

案外エポスカードがヤバかった
計算結果からみても、エポスカードの月5000円返済のほうが利息金額と支払回数が多いものとなりました。

さすがにこの結果には衝撃を受けたよ

けど、エポスは元金と利息合わせて5000円だから当然っちゃ当然か…

だけど、元金の2倍の利息と奨学金の支払回数は相当ヤバい
大学時代借りていた奨学金は返済回数が240回で、約20年かけて返していくんですが、それに匹敵してます。

元金、奨学金の10分の1なのにね…
返済する元金が少ないほど返済期間は延びる
利息は毎月きっちり払う必要ありです。
最低支払金額を利息が上回ったとき、最低支払金額関係なしに支払う必要があります。
リボ払いの金利は元金に対してかかってくるので、少ししか返せないと利息の金額もなかなか減りません。
エポスカードの月5000円返済がえげつないことになっていたのはまさしくそれが原因。

けど、こういうことを知らない人からお金を搾り取っているんやなぁ
クレジットカード使ってお得になるのもポイント分はカード会社の財源から出てるから、ひじょ〜〜〜うにありがたいんですけどね。

でも、ポイントの原資ってリボ払いの利息な
リボ払いの利息を少なくする方法
- 親に借りる
- 収入をアップする
- 固定費を下げる
- 返済金額を上げる
- カードローン(おまとめ)を利用する
親に借りる
利息をほぼなしにするならこれ一択!
親に頭下げてでもお金を借りて親に返済するほうが利息は少なくて済みます。
いったん借りて一括返済しても利息そのものはゼロにはならないけど、万が一収入ダウンしたときや、怪我や病気で働けなくなったとき信用情報を傷つけることなく返済を待ってもらえます。

利息もたくさん払うことなく、信用情報を黒くすることなく返済するならこれがいちばん

親以外の人でもいいけど、借りた場合はきちんと返して万が一があったらきちんと連絡しようね。
金の切れ目が縁の切れ目。
収入をアップする、固定費を下げる、返済金額を上げる

でもさー、親にお金借りてるから「親作戦」使えないんだけど
っていう場合なら、地道に返すしかありません。
固定費を下げて、副業をして収入上げて、固定費下がって浮いた分と上がった分の収入を返済にあてると返済スピードが早まります。
例1
- 本業で資格を取って給料が1万上がった。
- 毎月カードの返済を1万円増やした。
例2
- 副業を始めて月の収益が10万だった。
- 税金分をどかしたうえで、月5万を返済にあてた。
例3
- 携帯を格安SIMに変えて、いらない保険を解約した
- 3万円浮いたので月1万は貯金、月2万円を返済にまわした
収入が上がっても生活の質を上げなければ、貯蓄スピードが上がるのと同じように、返済のスピードも上げることができるのです。
手っ取り早く収入を増やすなら副業を始めるのもひとつの方法ではありますが、事業所得は収入が安定しません。
副業収入が多いときは繰り上げ返済をして、少ないときは支払金額を下げれば問題ないでしょう。
副業が会社にバレると困るという人はバレないように対策すれば問題ないです。
固定費を下げるのもひとつの手。
家賃が大きくその効果を見せるので、可能な場合は引っ越して家賃下げましょう。
とはいっても、借金持ちに引越しは厳しいものがあるので、大手キャリアから格安SIMに変える、保険は必要なものだけ、といった形で無理のない範囲で下げましょう。
意外にもサブスクの見直しが効果を発揮するかもしれません。
固定費を下げることで、浮いた分を返済にまわすことで、無理なく返済金額を上げることができると思います。
カードローンの利用

固定費下げて収入アップしても金額が大きかったり、借入先が多くて厳しい!

おまとめローン使おうか…
借入金額が大きかったり借入先が多くて、固定費下げて収入上げても厳しい場合は、カードローンを利用してまとめるのが無難です。
カードローンでまとめることによって、借入先が1つになり管理が楽になる上に返済の見通しも立てることが可能になると思います。
何より、
利息が少なくなる可能性大

でも、カードローンって総量規制の対象なんじゃないの?

通常は総量規制で年収の3分の1までしか借りられないけど、おまとめローンは規制の対象外!

追加借入はできなくなるけど、借入金額が大きくなるから利息のパーセンテージも低くなるよ〜
個人信用情報に傷がついていないなら、おまとめローンも検討の余地ありです。
まとめ:最低支払金額だと利息は元金超え!早めの返済を
リボ払いの利息の計算をしたらまったく利用者にとってお得じゃないことがわかりました。

強いて言えば、繰り上げ返済ができることくらいが得、かな?
繰り上げ返済が可能なことを含めて、ある程度メリットはあるけども、まったくお得じゃないですね。
毎月の支払い金額を最低金額にしてしまうと、下手をすれば元金を超えるどころか2倍になってしまうことが判明してしまいました。
何も知らないでリボ払いを使うと、のちのち大変なことに。
利息を少なくするためには
- 親に借りる
- 収入をアップする
- 固定費を下げる
- 返済金額を上げる
- カードローンを利用する
上記を行えば、きっと少しは楽になるはず。

返済、がんばろう
では、また次回!