こんにちは、ちぃちょです。
クレジットカードのリボ払いは危険です。
危険だということを、以前【衝撃】リボ払いの金利総額がいくらになるか計算してみた【警告。いますぐリボ払い辞めろ】で紹介しました。
クレジットカードを使うとき、これから紹介する3つの考えを持っていなかったら使いすぎることはきっとなかったでしょう。
借金を背負っていても今より額は少なかったでしょう。
今回はそんな「クレジットカードのリボ払い利用時に捨てるべき3つの考え」について紹介します!
リボ払いだけじゃなくて一括払いでも持ってはいけない考えかと。
それでは行ってみましょう!
クレジットカードのリボ払い利用時に捨てるべき考え3つと理由

毎月の支出が減ることの負担減
毎月の支出が減るから、毎月の負担が減る!という気持ちは捨てましょう。

捨てましょう、じゃないわ。捨てろ。

マジで捨てて
10万使って、最低支払い金額を10,000円にしてしまえば、確かに毎月支出は減らせます。
でもね、考えてみてくださいよ。
最低でも10ヶ月は10,000円の支払い続くんですよ。
ストレスになりません?
リボ払いで支払ったものって大抵浪費に該当します。
というのも、あとから明細見ても何を買ったのか全然思い出せないから。
いくら消費に該当するものでも思い出せないならそれは浪費の1種。
娯楽に関しては、イベントのチケット代とかグッズ代とか思い出せるのものもあるでしょう。

すでに手放したものに対してお金を払い続けるのストレスにならん?
毎月の固定費と違ってすでに使い終わったものやすでに手放したものに対してもお金を払い続ける必要があります。
しかも、この、リボ払い。
毎月どれだけ使っても支払い金額変わらないので、どんどんカードを使用してしまう恐れがあります。
カードを使いすぎて借金を抱えてしまうと、すべての支払いがいつ終わるのかわかりません。
すべての支払いが終わらないとなるとこれもまたストレスになります。
しかも返済回数も多い。
年単位です。
残りの元金と毎月の支払い金額で支払い回数が決まります。
ただし、使わなければ。

あと○年もあるのか、と考えるとしんどいな…
しかも、返済してあいた枠の範囲でまた使ってしまっても支払い金額は変わりません。
これ、かなり危険です。
毎月の負担が減って楽という考えは捨ててください。

マジで危険
お金がなくても欲しいものが買える
現金がなくても欲しいものが買える、手元にお金がなくても欲しいものが買える、その考えは捨ててください。

この考えこそいちばん捨てて欲しい

マジで捨てて
クレジットカードはカードで支払うと、カード会社に買い物のデータが送信されます。
そして、そのデータを元に、カード会社がカードを使用した人の代わりにお金を払います。
そして後日、カード会社が立て替えた分を利用者に請求し、利用者はカード会社にお金を支払います。
このタイムラグは約1ヶ月〜2ヶ月ほど。
後払いなのでツケはあとからきます。
使った分、ドン、と請求きます。
きちんとお金の管理をせずに使いすぎて一括払いは厳しい、全額一括払いは厳しい、とリボ払いにしたらどうなるでしょうか?
支払いもして、現金の手残りが少ないから、減るのが怖いから、とカードを使ってリボ払いにしたらどうなるでしょうか?
答えは1つ。
借金地獄まっしぐら。
一括で払おうとリボで払おうと使った金額は必ず払う必要があります。
カードで10万円の買い物をすれば当然10万円の請求がきます。
お金がなかったらそもそもこの10万円、払えません。
お金がない状態で買い物したらどんどん負債がたまっていきます。
気づいたら、借金地獄になっていて自己破産コースなんてこともありえます。
最低支払い金額さえ払えば信用情報に傷はつかない
まあ、確かに最低支払い金額さえ払えば信用情報に傷はつかないでしょう。
でも、延滞した瞬間に信用情報には傷がつきます。
延滞した、ってマークがばっちり記載されます。
期日まで支払えなかったら信用情報に傷がつきます。
ただ、支払えないことがわかっていて、誠意を持って過アード会社に連絡すればつかないこともあるようです。
連絡なしは危ない。
でも、最低支払い金額さえ払えば大丈夫っていう考えはこの際捨ててください。
これがズルズル続いて、もし収入が途絶えたら?と考えると意外にストレスかかります。
返せなくなって信用情報に傷がついてほんとにローンや分割が必要になった時に組めなくなることだってあります。
自分の支払える範囲で一括で払うようにしましょう。
そのほうが毎月支払いあってもストレスにはならないはずです。
実際に3つの考えを持ってどうなったか

無駄遣いが増えた
間違いなくお金の無駄遣いが増えました。
だって、手元に現金がなくても買えちゃうから。
だからこそ、あとから冷静になって考えたら、これ必要なかったな、とか、あまり使わなかったな、という買い物が多かったです。
どれだけ使っても支出は変わらないから。
使わずに処分したり手放したりしたものもあります。
現金が手元になくてもカードさえあれば買えるからお金を貯めてから買うという発想が消えました。
簡単にものが買えるから部屋にあるものは増えました。
おかげさまで部屋は散らかり放題です。

ほんとうに目の前にある商品が欲しいのか?

ほんとうに買ったあとに使うのか?
それをほとんど考えなくなりました。
とにかく金銭感覚が麻痺していたんです。

だって毎月の支出変わらないのに何でも手に入るから
就活のための交通費や宿泊費にも使ってました、カード。
でも、そのほかのもの、特に娯楽に関しては、もっとほんとに欲しいのか?を考えてから使うべきだったと後悔しています。
借金の自覚が消滅した
カードさえあれば、
- なんでも買える
- なんでも手に入る
- ちょっと高いものだって買える
- どんなサービスだって利用できる
そんなことを思ったものだから、借金をしている感覚がまるでなくなりました。
限度額がせまると、ヤバイ、と感じるようにはなってましたが。
借金してる感覚が消え、金銭感覚が完全に麻痺。
そうなると何が起こるか。
自分自身の収入の範囲を超えてカードを使うようになりました。
収入の範囲でお金のやりくりができなくなりました。
やりくりしようと思っても、手残りが少なくてできないんです…。
就職して1年以上たっても貯金ゼロ
就職してから1年以上経過しました。
今でも手残りは食費1ヶ月分があるかないか。
手取り収入の半分以上が返済に回ってしまいます。
カードだけじゃなくて、親に返す分もあります。
貯金にまわせるお金なんてまったくないです。
もし災害が起きたとき、払えなくなったらどうしよう、コロナに感染して収入減ったらどうしよう。
そんな不安に毎日駆られてます。
詳しくはクレジットカードのリボ払いは危険!?【借金地獄に陥るとどうなる】で話してます。
まとめ:クレジットカードのリボ払い利用時は3つの考えを捨てろ!

この3つのマインドがあったせいで、借金地獄に陥りました。
- 毎月の支出が減ることで負担が減る
- お金がなくても欲しいものが買える
- 最低支払額さえ払えば信用情報に傷はつかない
毎日の労働がもはや借金を返すためになってます。
体調を崩して休んだ場合、もう最悪です。
有給使えばいいんでしょうけど、入社したばかりで日数も少ないです。

借金を返すために働くの、正直、精神的にしんどい…
そして、世の中何が起きるのかわかりません。
2020年4月上旬時点でコロナ感染拡大してます。
自分が感染した場合、間違いなく収入減ります。
会社によって、対応は違いますが、扱いは欠勤もしくは有給です。
そんなことになったら休みたくても休めないし、有給消化してしまったあとに、休めばごっそり収入だって減ります。
しかも基本給が最低賃金ギリギリ。
災害が起きて交通手段だって断たれるかもしれません。
- お金がない時こそ借金はしてはいけないこと
- どうしても必要な借金しかしちゃダメなこと
多重債務に陥ってから気づきました。
リボ払いは「借金の貯金」「負債の貯金」です。
クレジットカードのリボ払いを使うときは3つのマインドを捨て去りましょう。
そして利用は計画的に。
では、また次回!